

- 発電の原理は?
- 太陽電池は半導体の一種で、光が当たると内部に電気を帯びた原子が発生することを利用しています。
- 系統連系とは?
- 電力会社の送電線に太陽光発電設備等を接続して、電気の売買を行うことです。系統連系を行う際には、電力会社への申請が必要となります。
- 変換効率とは?
- 太陽電池が受けた光エネルギーを電気エネルギーに変換した時の率を表します。例えば変換効率が10%の場合、太陽電池1㎡当たり100Wの発電量となります。
- 南向きでないと設置できないのですか?
- 最も日射量の多い南向きに設置することが理想です。
南向きの発電量を100%とすると、東・西向きで80~85%となります。
- 設置する屋根の勾配に規定はありますか?
- 約20~40度の勾配であれば、発電量に大した差は出ません。陸屋根の場合は、屋根面に架台を組んで太陽電池モジュールを設置します。
- 発電量は天候によって違いますか?
- 発電量は日射量に比例しますので、夜間は発電しません。曇天や雨天時は少ないながらも、晴天時の5~30%発電します。
- 発電量に季節や気温は関係しますか?
- 日照時間や気温が発電に影響するため、地域によっても発電量は異なります。真夏よりは太陽電池の表面温度が低い5月頃が、一年を通じて発電量は多くなります。
- ほこり・ごみによって影響は出ますか?
- 長く晴天が続き、太陽電池に砂ほこり等が付くと、3~5%発電量がダウンすることもあります。 しかし、雨風で洗い流されると元の能力に回復します。
- 停電時に使えますか?
- 停電時にパワーコンディショナを自動運転から自立運転に切り替えて、系統と完全に切り離した状態にすることで使えます。太陽光があれば、専用コンセントで最大1.5kWまで電気機器が使用できます。
- 発電すると音は出ますか?
- 太陽電池モジュールからは出ませんが、パワーコンディショナからは、運転中にわずかな音が出ます。
- 落雷することはないですか?
- 過去に直接落雷を受けた事例は極めて稀です。万が一の落雷に備えて、回路内に避雷素子等を設置して、誘導雷対策を講じています。